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2013年9月 4日 (水)

瀬戸内国際芸術祭2013 春シーズン――8 3日目・豊島・犬島編後半

すっかり備忘録となっている旅行記の続きですdash

 

あまりにも時が経ってしまったので大まかな概要。

春に行った瀬戸内3泊4日の旅は私の両親と私と高1娘と小2息子の計5人。

東京方面から関西まで新幹線bullettrain

そして姫路からフェリーで小豆島へ渡り、小豆島を拠点として直島・豊島・犬島の計4つの島を巡る旅行でした。

瀬戸内のアート巡りは範囲も広いしそれぞれ別の島なので、計画を立てるのも悩みどころ。

子連れ旅行の計画に、少しでもお役に立てれば幸いです。

 

これまでの瀬戸内巡りの旅の記録は右側のサイドバーにもリンクを貼ってあるのでよかったら覗いて見てくださいcatface

瀬戸内国際芸術祭2013 春シーズン

 

8  3日目・豊島・犬島編後半  4月5日(金)

豊島 家浦港 12:30発 → 犬島 12:55着  高速艇

帰りは小豆島の土庄港へ帰るので出発時間の16:30まで約3時間半の滞在です。

 

直島も豊島も小豆島も香川県ですが、犬島は岡山県になります。

地図で見ても岡山の沖合すぐに浮かぶ島なので、これまでと違って岡山から日帰りで気軽に来ている感じの観光客がたくさんいました。

とは言っても島は小さいので船も高速艇だけです。

なので、着いたそうそう帰りの高速艇の予約をしてくださーい!!と港では大きな声で案内されてました。

そうだそうだ、高速艇は人数も限られてるから、うっかり乗れないと帰れなくなっちゃうsweat01

私たちは小豆島行きに乗る予定なので比較的余裕有りでしたが、岡山の宝伝港行きは結構混んでましたよ。

Cats

犬島に近づくと、精錬所跡の煙突が見えてきます。

そして花崗岩の産地として石切場があったことが伺えるように、島の周りにも大きな岩がゴロゴロしていました。

そして港で出迎えてくれるのが、ショップや食べるところがある案内所兼のこちらシーサイド犬島ギャラリー。

ちょうどお昼タイムだったのでここで食べて行きました。

P4050498


といってもご飯ものは犬島弁当一種類(ちらし寿司みたいな郷土もの)しかなかったので、子ども達はおしることか蒸しケーキとかなんだかおやつみたいなものを頼んでましたがsweat01

この蒸しケーキ(とは言わなかったな、蒸し饅頭?忘れたsweat02)、爽やかな香りでふわふわしてて、美味しかったですdelicious

 

P4050499


No,92 フィオナ・タン  シーサイド犬島ギャラリー

 

ギャラリーではこれから廻る犬島の風景や人々の暮らし、アート作品を作っている光景などが映像作品として流れており、犬島巡りの最初に見るのにぴったりでした。

フィオナ・タンの映像作品、夏休みに行った金沢21世紀美術館でちょうどやってたけどあの時は流し見程度しか見られなかったですが、ここの時はじっくり見られました。

時間の余裕と身近な題材ということが大きかったのかも。

 

 

 

犬島アート巡りは全部歩いて移動しました。

小さい島だし、他に手段もない。。。と思います。

まずは犬島のメインとも言える精錬所美術館へ。

 Cats_2

No,91 三分一博志/柳幸典 犬島精錬所美術館

 

レンガ積みの工場跡地がローマの遺跡さながらの独特の景色を形作っていて、廃墟好きや工場好きの人には堪らない風景かも。

ローマ遺跡なんかと違うのはレンガの色が黒々と、そして金属質っぽく鈍い艶があることでしょうか。

レンガなのか石なのか、鋳物なのか。。。。

古物好きの私にも堪らない質感catface

小さなコンクリートブロックくらいの大きさのレンガですが、一つ外れたのがあったので子ども達と一緒に持ち上げようとしてみたら、、、、

お、重いΣ( ̄ロ ̄lll)

ダメだ、気軽な気持ちじゃ持ち上がらなかったsweat01

腰を痛めそうなのでやめときましたbearing

後で聞いた話によると、このレンガは銅の製錬過程で発生するものらしく、銅を採った後の限りなく鉄の塊に近いものだそうですwobbly

 

 

この犬島精錬所美術館の展示室に行くまでの通路が面白かったです。

入口から遠くまっすぐ先に見える出口の光に向かって薄暗い通路を進むと、、、、

すぐにくるっと直角に曲がります。

ああ!!鏡だったんだ!

この時点でTaku大はしゃぎhappy02

次々と進んではくるっくるっと45度の鏡の前で曲がって行くとき、前後にいる人が消えたり現れたりするのも面白い。

明かりは無くて入口と出口の光の反射だけの薄暗い通路は、9枚の鏡を使った迷路のような空間なのです。

最後に出口と思っていた光は、、、、空!!でしたw(゚o゚)w

三島由紀夫を題材にした柳幸典さんの展示は、重く暗い精錬所の空間でより一層怪しく不思議な雰囲気を放っていました。

4p4050518

展示を終え、明るい外のテラスや屋上(?)の上を散策し、さっきの迷路の最後を上から眺めたり瀬戸内の景色を眺めたり。

ここから眺める景色は精錬所の遺構と対比されてすごく清々しく美しい景色でした。

4p4050519


4p4050520

4p4050523


と、ここで母が、「トイレがすごかった!」と言って戻って来たので私もちょっとのぞきに。

P4050513_2


個室のドアを開けると便器が向こうを向いていますeye

精錬所のレンガに描かれた建築コンセプトを眺めながら、自然の摂理に思いを馳せるってところかな?

しかし、写真奥のように仕切りの袖壁は途中で切れているので、奥から横を覗くと隣りの個室が見えちゃいますのでご注意をcoldsweats02(幸いこの時は誰もいなかったけど)

 

 

精錬所のあとは集落に点在する家プロジェクトへGodash

とはいえ、コンパクトに点在しているので島時間に合わせてゆっくり回れます。

P4050527


No,93 犬島「家プロジェクト」F邸Biota (Fauna/Flora)   和晃平/妹島和世/長谷川祐子  

家プロジェクトは建築家の妹島和世さんとアートディレクターの長谷川裕子さんという金沢21世紀美術館でのコンビが再び組んだコラボ群。

妹島さんには珍しく木造建築が多々あるのも、現地の古民家を材料としたりリノベーションしたり、島との融合ということかな。

内部写真は撮れませんが、空間一杯の彫刻作品と曲面の壁に囲まれた坪庭にある作品、「むくむくとした」という形容がなんかぴったり。

 

 

Cats


No,99 淺井裕介    太古の声を聴くように、昨日の声を聴く

こちらは石職人の家の跡に描かれたもの。

住民も制作に参加したようで、まさにプリミティブアート。

いや、もっというとこの作品の周りがそのままアートみたいでしたよ。

Cats_2

昔ながらのなまこ壁のおうちや、整然と石の重しが載っている風よけのシート(?)とか。

そんな中に妹島さんのラビットチェアーがあるとかね。

 

ここでちょっと休んでたら、通りかかった地元のおばあちゃんがいろんな話をしてくれました。

自分達の子供時代は精錬所と共にあったようなもので、遊ぶのはいつもあのレンガの山の上だったとか。

精錬所が出来て島の緑が煙で全然無くなっちゃったことだとか。

でもそんな精錬所も稼働してたのはたった10年間だけだったとか。

たった10年、その10年の重みがこの島を形作ってきたのかな。

でもおばあちゃんはそれを憂いている風ではなくて、むしろそれがこの島の歴史なんだって、そうやって私たちはやってきたんだって、そして今、アートの島として新たな景色が出来てきてる事もこの島の一部なんだって思っているような感じでした。

瀬戸内の島アートの魅力って、こういうところにもあるんだろうなって思う。

 

 

さて、家プロジェクトどんどん巡ります。

 

 

No,95 荒神明香/妹島和世/長谷川祐子  「家プロジェクト」S邸/コンタクトレンズ

 

P4050542

分厚いアクリルのショーケースがそのまま屋外展示になってます。

 

 P4050543

逆さまに映り込む景色が綺麗。

 P4050545

 

 P4050554


No,94 荒神明香/妹島和世/長谷川祐子 「家プロジェクト」A邸/リフレクトゥ

P4050556
こちらは円形になってます。

 

Cats_4


これ綺麗でしたshine

真ん中に座るとお花に囲まれたみたいで気持ちいいし、外から見ると花に囲まれたポートレート撮影できるし(* ̄ー ̄*)

 

No,96 妹島和世/長谷川祐子      中の谷東屋

 

P4050582


こちらは道の途中にある休憩所。

緩く湾曲した天井に声がこだまするんだけど、、、、

小学生男子の調子乗り過ぎsign04に注意ですsmile

 

No,97 ジュン・グエン=ハツシバ/妹島和世/長谷川祐子            

 

    「家プロジェクト」C邸/The Master and the Slave:Inujima Monogatari

P4050589


ここは映像作品。

犬島の石切り場で、野球をやってる風景なんだけど、、、、

ボールが石だよΣ(゚0゚*)

カキーン!カキーン!

とこだまする音を聴きながら、石切り場の音なのか、野球の音なのか、、、、

それにしても上手いよね、、、、とか

ボッーと考えたりして、野球と石切り場の組み合わせ、妙に印象に残る作品でした。

 

Cats_5


 

No,98 前田征紀/妹島和世/長谷川祐子    

    「家プロジェクト」I邸/Universal Reception/*Universal Wavelength/Prayer   

 

P4050600


P4050602


白い内部空間と、そこから望む額縁で切り取られたよう 風景と、ゆっくりとした島時間を感じる空間でした。

 

あちこちに散らばっているアート作品、それぞれに鑑賞チケットが必要なところもあるのでスタッフさんがおうちの外に立っているんだけど、、、、

あれ?この人さっきの人とそっくり、、、え?同じ人?

私達のんびりとはいえ移動してきたのに、スタッフさん同じ人でちょっとびっくり!

と思って聞いたら、たまたまその方は全部を順番に回ってるチーフスタッフさんだったようで、30分毎に移動してるらしいです。

そうだよね、まさか一人で全部見てるわけじゃないよねcoldsweats02

因みにスタッフさんはほとんどが島外の方だそうですが、毎日船で通って来てるそうですよ。

ここはやっぱり岡山からの人が多いんだって。

春はまだしも夏の暑い日は大変だったろうね。ほんとご苦労さまです。

 

 

さて、これで犬島のアート作品は全て終了。

割とゆったり回って大体3時間弱かな。

船の出発時間まで40分ほどあるので、最後に行ったNo,98の近くのウキカフェでちょっと休憩。

 Cats_6
カフェの前のおうち、猫ちゃん達がいっぱいいましたcat

コーヒー好き一家なので、移動続きのこの旅で美味しいコーヒーに飢えてましたが、ようやくほっと一息付けました。

さっきお店の前にいた厨房の方、なんとなく美味しそうなコーヒーを淹れてくれそうな雰囲気漂ってたからね~catface

他のお客さんが美味しそうにパスタ食べてるの見て急に食べたくなったTaku。

そうか、お昼おしるこだけだったもんね。

が、途中でパスタ頼んじゃったから船の時間ギリギリ~sweat01

港まで10分ほどということでほんとに20分くらいになんとかお店を出てダッシュdash

すぐに港がみえたからほっとしたのも束の間、入江が入り込んでるので見えるけど遠いいbearing

先にお店を出てた両親が向こうで心配そうに手を振ってる~run

 

ふう、なんとか間に合いましたdash

 

犬島 16:30 → 小豆島 16:55  高速艇

犬島、こじんまりしていましたがとっても充実してました。

心配してたけど食べるところもいくつか点在していたし、大きな精錬所美術館と散策気分で巡れる家プロジェクトがいいパランスで見学できる感じです。

岡山方面からちょっと行ってみようか、っていうのにはぴったりの島かもね。

 

 

さて、ここまでお天気にも恵まれ、充実の三日間。

いよいよ明日で最後だね~。

見残した小豆島を巡って最後の4日目に続きます。

 

 

 

 

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